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社長インタビュー

『社員は息子や娘同然』と『新家族主義』を語る我らが社長。弊社における社長の役割、求める人物像について聞きました。

社長

社長はかなり早い時期から経営者を目指していたということですが、まずは設立までの経緯を教えていただけますか。

 中学1年のときに会社を興そうと決心をしました 実はそのときに母親を亡くして、妹、弟たちの面倒を見ることになったんです。妹弟とはいえ自分以外の人生を背負うことになり責任も感じたのですが、それ以上にやりがいを覚えた。仕事を通して名前の体通り、「親孝行し、人を助けること」をしたい。この充実感を味わうためには経営者になるしかないと思い、会社を作ろうと考えたんです。

 起業にあたってはとりあえず資金が必要ということで、漁船に乗ってひと稼ぎしようと考えていました。 そこで大学は鹿児島大学水産学部に進学し、さらに大学院に進み電波航法を専攻。しかし、折からの海運不況で船をあきらめ、東京の電波機器メーカーに、5年間の約束で就職しました。そして初期の目標通り資金稼ぎのため、完全歩合制で百科事典の販売を行いました。1セット25万円もする百科事典を売るために、職場に飛び込み、責任者に人を集めてもらうなど、マニュアルにない自分なりのやり方を行いました。関東圏を飛び回り、多くの方々と出会った喜び、そして営業の面白さと厳しさを勉強しましたね。このときの経験が、経営理念の『出会いと約束の企業経営』を生み出しました。

具体的には、どのような点になるのでしょうか?

 仕事をする上で最も大切なのは、礼儀やマナーだと思います。そして、人との出会いを大切にすること、相手に対する細心の心遣いですね。信頼関係というのは、約束は守ることからはじまります。これは私自身ずっと実践してきたことですし、経営理念として、社員にも何度も繰り返し伝えています。仕事の納期が諸事情で遅れそうな時には、早めに申し出て話し合い、再設定することが大事です。システムの品質にも絶対の自信を持っています。こういった姿勢はお客様も必ず理解していただけますし、次回の仕事にもつながっていく。リピートをいただくお客様が多いのも当社の特長の一つだと思いますよ。

社員は全員私に共感してくれた息子や娘

お話を伺っていると、
社長というよりは「おやじ」といった印象を受けますね。

 全くその通りです。社員は最年長の私にとって血のつながりこそありませんが、息子や娘と同じで、かわいくてたまりません。日本には300~400万社の企業があるといわれていますが、その中で縁あって当社を選んでくれたわけですからね。よく廊下を歩いている社員の後姿を見かけても,社長というプライドが邪魔して声をかける勇気がないという経営者がいるという話を聞いたことがあるのですが、私には考えられない。すぐに声をかけてしまいますからね。後姿だけでも絶対に名前を間違えませんし、雰囲気で悩んでいるのかどうかも大体分かりますしね。

 私は社員に物心ともに幸せになってほしいと考えています。仕事に関しては、エンドユーザーから直接依頼されたものがほとんどです。上流工程に携わらないとスキルアップはできません。社員にはどこの会社でも通用するような人柄であり、また素晴らしいエンジニアになっていてほしい。社員を自立させるのも私の仕事ですね。
 もちろんプライベートも大切ですよ。無駄な残業なんかしている社員がいたら怒りますし。奥さんや彼氏・彼女を心配させるようではいけません。プライベートの充実が結局仕事のクオリティにもつながってきますからね。

それでは最後に求める人材について、お聞かせください。

 技術や知識ももちろん大切ですが、頑固おやじである私の考えに共感していただける方に入社していただきたいと考えています。もちろん個性はいろいろあってもいい。でも根幹の部分で私の考えとズレがあると上手くいかないと思うんです。当社の社員は全員私に共感してくれた息子や娘。全く違った価値観の方では、絶対に兄弟喧嘩になってしまうでしょうからね(笑)。ですから、面接は私が直接5回ほど行います。本当に私という人間と東横システムという会社を知っていただきたいと思っています。面接では私がこれまでに経験してきたことや、理念などを中心にお話をします。私の話を聞いて、「皆の幸福の為に、一肌脱いでやろう」という気概で一緒に働きたいと思っていただいた方にご入社いただいています。

K.yamasaki